ごろねスタッフの雑記帳・ひたなぼっこ 【第2回 作業所で生まれるもの】

ごろねスタッフの雑記帳・ひなたぼっこ
 第2回
「作業所で生まれるもの」

 作業所製品は、魅力あるものにする努力が続けられていて、その質の高さに驚かれる人も います。一方、作業所では、土や布といった素材の感触を楽しむ人、水の流れや光のきれい さに見とれている人、散歩で身体を動かしたい人...などその人の好きなことやできることを 作業や活動につなげています。障害のある本人に合わせた作業は必ずしも製品になるとは限りませんが、その作業はどれも豊かな生活を送るためのかけがえのない時間になっています。 
 作業所の仕事は、製品の質や生産性だけで評価するのではなく、本人が手応えを感じられ る作業をし、充実した日常が送れているかという点でみることが大切だと思うのです。ごろねでは、作業所製品を紹介していますが、それらは作業所の役割の一面であり、作業所には より多様で豊かな役割があります。

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雑貨屋 ごろね

障害のある人が働く作業所で作った雑貨とコーヒーの販売 京都・東山 三善(みつよし)路地 2020年7月23日にオープンしました。